神経系のコンディションも疲労を感じさせる
こんにちは!八丈島ヨガインストラクター遠藤朋代です!
前回体の歪みによって疲れやすくなるお話をしました。そちらもよろしければどうぞ→からだの歪みは疲れやすい体
疲労というのは数値化することは難しいので
軽視しやすいのですが、
体の歪み
以外にも 疲労 を感じることがあります。
それが
神経系のコンディションが悪い時。
神経系って
目に見えないし、
それを感じることは難しいから
分かりづらいけれど
人の体でとても重要なものなのです。
体の情報は主に
脳からの指令を神経を通してやりとりが行われます。
その神経系のコンディションが悪いと
色々問題がでてくるのです。
その1つとして 疲労 があります。
よく自律神経
というのは聞いたことがあるかもしれません。
副交感神経、交感神経の総称です。
この自律神経は
内臓や血管の働きをコントロールして
体内の環境を整えてくれます。
意識しなくても
胃が活動して食べ物を消化してくれたり、
呼吸したり、
汗で温度調整をしたり、
緊張した時には
心拍があがったり、
血圧があがったり、、、
これらはみんな自律神経が働いてくれているからなんですね。
この 自律神経 は呼吸も大きく関わっていて、
吸う時交感神経が高まり
吐く時副交感神経が高まります
だから
ゆっくり呼吸を行うことで自律神経を調整することができます。
ヨガをする時、
動きながら呼吸を大事にするのはこーゆーことなんですね。
その他に 体性神経
これは運動神経、感覚(知覚)神経の総称です。
運動神経も良く聞くと思います。
脳から動きを指令され、
この運動神経を通って腕だったら腕に、
足だったら足に届いて動かすことができるのです。
感覚神経では
皮膚に触れた感覚を脳に伝えたり
寒いとか暑いとか痛いとかの感覚も脳に発信していきます。
ちなみにこの 運動神経 と 感覚神経 は
連動するので
運動神経 が刺激されれば 感覚神経 も刺激され
感覚神経 が刺激されれば 運動神経 も刺激される。
ということは
運動することで 感覚神経 の機能低下を防ぎ、
運動前に皮膚など感覚を刺激してあげると
体がうまく動かせる。
おもしろいですよね。
そしてこの体性神経(運動神経と感覚神経の総称ですよ!)は
体を動かすことが大事
ということになります。
というわけで
体の中ではあちこち信号が行き交っていて
わけわかんないんですけど
それらは無意識の中でうまく働いてくれているわけです。
でもそれらのコンディションが調子悪くなると
それを 疲労 として自分自身に伝えようとするのです。
今の 疲労 が何から来ているのか、
単純にハードな運動をした後なら良いでしょう。
でも
長時間の仕事や人間関係からくるものであれば
自律神経のみだれや筋緊張からくるものかもしれない。
暴飲暴食だって内蔵へのストレス。
それも自律神経には大きく関わります。
その 疲労 は
神経系のコンディションが悪くなっているせいかもしれない。
自分の体が今どんな信号を出しているのか、
体が今何を求めているのか。
自分の内面に意識を向けられたら良いですよね^^
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Inti Yoga 遠藤朋代